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バッテリーチェックとは?

【意味】
バッテリーチェックは、絶縁抵抗計を用い絶縁抵抗測定をする際に一番最初にする作業のことを指す。

絶縁抵抗計本体のバッテリーが不足していると、十分な定格電圧が電線や各種設備などへ印加されず、正しい絶縁測定作業をすることが不可能となってしまう。
単純ではあるが、非常に重要な作業となるため、作業前もしくは使用する前日にはあらかじめバッテリーチェックを行うことが重要である。

また、バッテリーチェックにおいては、実施した日をメモの形で残す、最終使用者が次に使う人のためバッテリーを充電しておくなどといった日々の確認が重要である。

バッテリーチェックの仕組み・使い方

【方法】
絶縁抵抗計にはアナログとデジタルがあり、バッテリーチェックの方法は種類によって異なる。

・デジタル表示
絶縁抵抗計の表示画面に電池残量が表示されている。残量が一メモリでも減っている場合には要充電。
・アナログ表示
計器メモリ面の横側に電池残量確認の為のLEDランプがあり、色の変化によって残量確認が可能。

国内メーカー品は基本的に作りが似ているが、海外製品の場合は多少使い方が違う場合もあるため、取り扱い前には必ず添付されている説明書をよく確認すること。

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