分岐開閉器 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
分岐開閉器とは?
電流の分岐点に設けられたスイッチ(電気回路の開閉器)のこと。
分岐開閉器の仕組み・使い方
低圧回路では分電盤等に引き込まれた電源を主開閉器で受け取り、その電源を「電灯」「コンセント」「電動機」等の分岐回路に供給する際に、盤内に分岐開閉器を設ける。
分岐開閉器の仕様・スペック
回路の特性に合わせて、以下のような適正な開閉器を選定する。
・配線用遮断器
・漏電遮断器
等
分岐開閉器の仕組み・特徴
・分岐開閉器の選定は規定に基づいて行う必要がある。
(電気設備の技術基準の解釈 第149条)
不適切な分岐開閉器を設けると、最悪の場合は火災や感電災害の原因となるため、分岐開閉器の選定は慎重に行う必要がある。
・地絡(漏電)の保護が必要な回路には地絡(漏電)遮断装置を設ける。
(電気設備の技術基準の解釈 第36条等)
分岐開閉器を設けることで、分岐回路の配線に短絡や過電流による異常が発生した際に、末端までの配線を電気的に保護することができる。
分岐開閉器の廃棄方法
事業で使用したものは産業廃棄物として処分する。
