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接地極付3Pコンセント の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
豚鼻コンセント、ぶたばな、イベントコンセント、イベコン、3Pコンセント、3Pコン、E付コンセント など
接地極付3Pコンセントとは?
接地極付3Pコンセントとは、接地極付コンセントのことである。
接地極付コンセントは、一般家庭でよく見る2つ穴コンセントの下に、もう一つ穴が開いているコンセントである。
見た目が豚の鼻に見えることから、豚鼻コンセントと呼ばれることもある。
また、接地極付のためアースの「E」をとってE付コンセントとも呼ぶ。
接地極付3Pコンセントの仕組み・使い方
【使い方】
冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機やエアコンなどは接地極付コンセントを使用するよう、内線規程で定められている。
【施工方法】
電気工事士の資格保持者でないと、接地極付コンセントの設置ができない。
一見簡単に見えるが、実は高い技術を要する電気工事である。欠陥のある工事をしてしまうと、設置不良につながり火災の原因となる。
最近では、一般コンセントを接地極付コンセントに更新することも増えてきている。
理由は、接地極付コンセントの需要が増加したからである。
接地極付コンセントを増設する場合は、もともと設置してあるコンセントのプレート部分以外を外す。
電線を一般コンセントから外し、アース線工事を行う。
そして、アース線と既設のコンセントに接続されていた電線を、接地極付コンセントに再接続する。
接続後、壁に埋めて最後にカバーを新しく取り付けたら完了である。
接地極付3Pコンセントの仕様・スペック
【重量】
100g前後。
【サイズ】
小型のものが多い。
【種類】
接地極付コンセントは単相100V、単相200V、三相200Vのように電圧ごとに分類可能。
接地極付3Pコンセントの仕組み・特徴
【特徴】
一般コンセントのコールドとホットに接地極がプラスされたコンセントである。
コンセントは配線用挿込接続器とも呼ばれる。配線器具の1種であり、電気機器に電力を供給するためのコネクタ(接続器具)である。
接地極付3Pコンセントの廃棄方法
接地極付コンセントは、基本的に燃えないごみとして処分する。
地域によっては、燃えるごみや家電回収BOXへ入れるなどの対応をしているところもあるため、廃棄する際は各自治体のホームページを確認する必要がある。
産業廃棄物として処理する際は、廃プラスチック類に分類される。