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ケーブルハンガー の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
ケーブルハンガーとは?
【英語名】
Cable hanger
ケーブルハンガーは、配線工事において、ケーブルを吊り線(メッセンジャーワイヤー)に沿わせて施工する際に使用する支持金具。ケーブルハンガーを使うことで、低圧線や引き込み線、通信ケーブルなど、線径の太い電線から細い電線まで多数のケーブルをまとめて整然と敷設できる。
また、屋外以外に屋内工事で活用する例もあり、天井裏に幹線を敷設したり、ケーブルを何本も敷設したりする場合には、ケーブルハンガーを使用すると整然とまとめることが可能。
ケーブルハンガーの仕組み・使い方
【使い方】
メッセンジャーワイヤーによる施工の場合、2点で支持して吊り下げるように設置する。支持の間隔は、施工条件により変わる。例えば、高圧架空引き込み線では基本的には50cm以下となっている。
屋内で使用する場合は、吊りボルトに直接ワンタッチで取り付けができるケーブルハンガーなどがある。その他、接着式やピンうち式など多様な種類があるが、長期間の使用の際には期間や場所などを十分に考慮して施工すること。
ケーブルハンガーの仕様・スペック
【規格】
ケーブルハンガーはサイズごとに適用するメッセンジャーワイヤーの外径と、中に通せるケーブルの外径が決まっている。
また、サイズや材質により耐荷重が異なるため、メーカーのカタログで確認する必要がある。