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昼礼 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
昼礼とは?
【意味】
昼休憩の前後に作業員が集まり行う打ち合わせのこと。
主に昼礼で行われる内容としては、以下のような点が挙げられる。
・午前中の作業状況の確認
・午後の作業予定の確認
・定時外作業を行う際の申告
・朝礼時になかった予定外作業の申告
現場全体で行う昼礼のほかに、同じ会社内で午後に違う現場から入る人のために作業内容の周知や、作業の進行スピードを確認することもある。
打ち合わせ以外に昼礼を行うメリットは以下の通りである。
・時間を決めて集まることで作業員の無事の確認ができる
・作業を一回止めることにより、冷静になり作業を客観的にみることができる
工期が短い、予算に余裕がないなどの時間的余裕がない現場などでは行われない場合もある。
しかし、昼礼を行うことによって、午後の作業が確実にスムーズになるため、現場全体の昼礼がない場合でも自分達のチーム内で打ち合わせや昼礼などを行うことは、非常に有効である。
昼礼の仕組み・使い方
【方法】
昼礼の方法は現場、企業ごとにさまざま。
一般的に昼礼は、昼休憩後10~20分程度で行われることが多いが、昼休憩の30分前から行うケースもある。
また、現場内の作業員全員で行う場合の昼礼もあるが、各職種の職長や管理者だけを集める昼礼もある。
昼礼時に体操を行う現場も存在する。昼休憩時に体操を行うことで、緊張した体をほぐし、転倒やつまずきなどのリスクを軽減したうえで午後の作業に入ることができる。