配線用遮断器 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
ブレーカー など
配線用遮断器とは?
配線用遮断器は、過負荷や短絡等の要因で二次側の回路に異常な過電流が流れた際に電路を開放し、一次側からの電源供給を遮断することにより負荷や電線を保護する、過電流遮断器の一種である。
配線用遮断器の仕組み・使い方
配線用遮断器は取り扱いが容易であり、操作ハンドルによって安全に電気回路の開閉(オン、オフ)が行え、規定以上の過電流で自動的に電路を開路(遮断)するように設計された保護機器である。
配線用遮断器の仕様・スペック
【種類】
<サーキットブレーカー(MCB、MCCB)>
・短絡や過負荷による過電流が規定以上に流れた際に、電路を開放(遮断)するもの
<モーターブレーカー(MMCB)>
・電動機(モーター)の始動時に発生する大電流(始動電流)による保護装置の誤作動を防止するため、電動機の特性に合わせた遮断能力を有するもの
低圧電路に施設する配線用遮断器は「電気設備技術基準 148条~149条」を基に選定する必要がある。
配線用遮断器の仕組み・特徴
操作ハンドルの「開閉機構」と、それを自動で作動させるための「引外し装置」、アーク放電を消滅させる「消弧(しょうこ)装置」、電路を開閉する「接触子」等が、絶縁性の高いモールドケースに収められた構造となっている。
配線用遮断器の廃棄方法
事業で使用したものは産業廃棄物として処分する。
