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COMMENTARY

竣工検査 とは?

工事が終了するころに、外構も含めた「施工状態に不具合がないか」を確認するための検査のこと。

建物が完成したときの建築基準法に基づいた「完了検査」とは異なり、施工会社や工事監理者、設計者などの工事責任者が行い、完了後に施主の立ち会いが行われる。施主が立ち会って行われる検査を「施主検査」とも言う。

この検査では、仕様書や設計図書どおりの仕上がりになっているか、傷がないか、設備等が正常に作動するか等の確認が行われる。

この段階での不具合は手直しされ、再度仕上がりの確認後、施主へと引き渡される。

竣工検査 の仕組み・使い方

電気工事では、以下の検査が行われる。
・一般用電気工作物の竣工検査
電力会社もしくは電力会社から委託を受けた「登録調査機関(電気事業法第57条の2第1項に基づき経済産業大臣の登録を受けた者)」が行う。

・自家用電気工作物の竣工検査
保安規程(電気設備に関する技術基準)を遵守して設置者が自主的に行う。

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