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電工ドラム の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
延長コード、コードリール、ドラム など
電工ドラムとは?
【英語名】
Cord reel(コードリール)
電工ドラムは、電源を延長して電源を供給できる電気工具。コンセントから離れた位置で電動工具を使う際に使用する。
雨の中でも絶縁保護されている屋外型は、電気工事の現場において使用頻度が非常に高い。
電工ドラムの仕組み・使い方
【使い方】
必ずすべてのコードを巻き出して使用する。
巻き出さずに使用すると、放熱が不十分となり一部に熱が集中。コードが電熱によって溶解してしまう可能性があるだけでなく、最悪の場合は発火する恐れもあるので注意が必要。
電工ドラムの仕様・スペック
【種類】
接続基となる電圧(電源)は、主に単相100V・単相200V・三相200Vの3種類。一般的には単相100Vが多く使用される。
単相200Vや三相200Vは、工場や大容量の電動工具を扱う際に使用。使用電圧を必ず確認して購入することが重要である。
コードリールの種類には、2心線・3心線・4心線の3種類があり、一般家庭においては2心線のものが多く使用される。
ただし、安全面を重視するプロの現場では2心線に接地(アース)が加えられた3心線が主流。4心線は、三相200Vを扱う際に使用される。
【サイズ】
コードリールの長さは、10m・20m・30m・50mがある。
重さは、10mのコードリールであれば約2.5kg。20mのものは3.9~7.2kg。30mのものは4.9~12kg。50mは10~12kg。