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圧着マーク の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
刻印 など
圧着マークとは?
【英語名】
Crimping mark(クリンピングマーク)
圧着マークは、リングスリーブを用いた接続時に用いる。
電気工事の現場や試験でも頻繁に登場する。
圧着マークの仕組み・使い方
【使い方】
リングスリーブを用いて電線の心線同士を接続する際、電線の本数や太さに応じて適切な圧着マークで接続する。
リングスリーブ圧着時の工具としては、柄が黄色の圧着ペンチを用いることが大きな特徴である。
【施工方法】
リングスリーブ用圧着工具を用いて圧着する。
接続する電線の太さ、本数によって使用するリングスリーブと圧着マークが異なるため、注意する。
圧着マークの仕様・スペック
【種類】
圧着マークは、極小(〇)、小、中、大の合計4つ。
【規格】
圧着マークの内訳は、次の通り。
・1.6mmの電線本数が2本の時は、極小(〇)。
・1.6mmの電線が3~4本、2.0mmの電線が2本、2.0mm1本と1.6mmが1~2本のいずれかであれば小。
・1.6mmが5~6本、2.0mmが3~4本、2.0mm1本と1.6mmが3~5本、2.0mmが2本と1.6mmが1~3本のいずれかであれば中。
・1.6mmが7本、2.0mmが5本、2.6mmが3本、2.0mm1本と1.6mmが6本、2.0mm4本と1.6mmが1本、2.6mm1本と2.0mmが3本のいずれかであれば大。
その他の組み合わせもある。
圧着マークの仕組み・特徴
【仕組み】
接続する圧着マークは、電線の本数と太さで決まる。
【特徴】
接続する電線の太さが太く、本数が多くなると、圧着マークは〇→小→中→大の順番で変わる。
圧着マークの廃棄方法
【廃棄方法】
圧着マークは、リングスリーブや圧着端子に施すため、廃棄方法などは特になし。