わたり線 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
ジャンパー線 など
わたり線とは?
端子間等を結ぶ電線および電気配線。
ジャンパー線とも呼ばれる。
わたり線の仕組み・使い方
分電盤や端子箱、スイッチやコンセントなどの中で、一つの電気の流れを複数の場所に分けて配るときに使用する。
使用している配線から切り出して使用する場合が多い。
分電盤内では、わたり線を大量に使用する場合もあるため、わたり線用のIV等の配線をあらかじめ用意する場合もある。
わたり線の仕様・スペック
取り扱う電路の電圧、電流、絶縁性能に合ったものを選定する。
わたり線の仕組み・特徴
使用する配線の色については「内線規程JEAC 8001-2022 1315節-1、1350節-15」等に基づき使用しなければならない。
なお、似た用語で「送り線」があるが、こちらは器具と器具の間に接続して、電源供給や同様の動作をさせることを目的とした配線のこと。
現場で呼称する際は、作業員間で相違が生まれないよう、あらかじめ認識を確認してから作業に取り組むことが望ましい。
わたり線の廃棄方法
事業で使用したものは産業廃棄物として処分する。
