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電力量 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
電力量とは?
【意味】
電力量とは、電力を使った時間に対する電力の量のこと。
電力は1秒間に消費される電気エネルギーで、電力量はある時間内で使用した電力の量になる。
電力量の単位はWh（ワット・アワー）で表し、その値は次の式で求められる。
電力量（Wh）＝電力P（W）×時間t（h）
【使い方】
家電製品などの表示には、消費電力が「○○W」という表示があり、これが電力になる。
そして、電化製品を〇時間使った場合に、合計で使用された電力の総量が電力量である。
例えば、700Wの電球を1時間点灯した場合の電力量は以下の計算式で求められる。
700（W）×1（h）＝700Wh
電力量は電気料金を算出する際に必要で、次の式で計算する。
電力量（kWh）× 料金単価＝電気料金
先ほどと同様、700Wの電球で説明すると、まず700WhをkWhに直して0.7kWhとする。仮に料金単価が25円だった場合、電気料金は次の通りである。
0.7kWh×25円＝17.7円
700Wの電球を1時間使用すると、電気料金が17.7円となる。
従来は、電気料金の算出のため電力会社から検針員が契約先を訪れ、電力量計を見て使用した電力量を確認していた。
最近では、スマートメーターと呼ばれる計器が各家庭や企業の事業所に導入され、自動で使用された電力量を電力会社へ送信するようになっている。
