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胴当てベルト の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
胴ベルト など
胴当てベルトとは?
【意味】
胴当てベルトは、腰に巻き付ける胴ベルトと組み合わせて使用するベルトのこと。
一般的には、工事作業者が腰道具を吊り下げる胴ベルトと一緒に腰に巻いて使用する。
胴ベルトだけでは、腰に食い込み痛みが出るのでクッション性が高い胴当てベルトも合わせて使用している。
胴当てベルトを使用するメリットとして、主に以下の点が挙げられる。
・作業者の体とベルトを、しっかり密着させてずれない
・体とのフィット感がよく、長くつけていても体が痛くならない
【使い方】
電気工事では、腰道具を使用して行う作業が多い。
そのため、腰痛や体の負担を軽減させるために胴当てベルトを使用する。
また、電気工事は高所作業車を使用した作業や電信柱に登っての作業など、他の業種よりも高所作業が多い。
そのため、高所からの墜落防止に胴ベルト型の安全帯を使用することが多く、長時間の作業になっても体への負担を軽減させるために合わせて胴当てベルトを使用している。
以前は、高さに上限なく高所作業で胴ベルトに安全帯を装着して使用することができた。
しかし、2019年2月1日以降からは安全帯の使用は6.75m以下(建設業では5m)に限られ、それ以上の場合はフルハーネス型安全帯の着用が義務化されている。