漏電遮断器 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
漏電ブレーカー など
漏電遮断器とは?
漏電遮断器とは、漏洩電流(地絡)を検知した際に回路を自動的に遮断する機能をもつ機器のこと。
「漏電ブレーカー」「ELCB」「ELB」「ECB」と呼ばれることもある。
漏電遮断器の仕組み・使い方
「地絡遮断装置の設置(電気設備の技術基準の解釈第36条 )」という規定により、金属製外箱を有する、使用電圧が60Vを超える低圧の機械器具に接続する電路で指定された箇所には、必ず地絡遮断装置(主に漏電遮断器)を取り付ける必要がある。
一般的に、使用電圧が100V以上の回路では分電盤の主幹(メイン)ブレーカーに漏電遮断器が取り付けられており、使用電圧が300Vを超える場合は原則としてすべての回路に漏電遮断器を取り付ける必要がある。
漏電遮断器の仕様・スペック
【種類】
・高感度形
・中感度形
・低感度形
電路によって「高速形」「反限時形」「時延形」等を選定する必要がある。
漏電遮断器の仕組み・特徴
一般的な漏電遮断器は、配線用遮断器同様に過電流や短絡時に回路を遮断する保護機能も備えている。
本体には、漏電遮断をテストするためのボタンが取り付けられている。
漏電遮断器の廃棄方法
事業で使用したものは産業廃棄物として処分する。
