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職人用語

等電位化 など

等電位ボンディングとは?

【意味】
等電位ボンディングとは導電性部分間において、その部分間に発生する電位差を軽減するために施す電気的接続をいう。

【用途】
雷が避雷針に落ちた際は、避雷針から接地へと雷の電流が流れ、雷のような非常に大きな電流は地電位上昇を起こし、周囲の接地点の電位も上げてしまう。
その際にその接地線に接続された機器へと電流が流れてしまうと絶縁破壊を起こす原因となり、機器の故障や漏電による周囲への影響が発生するおそれがある。

雷から情報機器・電子機器を保護するため、また落雷に対し被害を最小限にするために等電位ボンディングが非常に重要。

等電位ボンディングの仕組み・使い方

【対象】
配管や鉄骨等の導電性のある設備を全て共通の接地極へ電気的に接続して等電位にすることが望ましい。

【範囲】
情報機器・電子機器は金属製筐体(きょうたい)をケーブルのメタルシース、建物の金属製柱、はり等とともに接地し、低圧電力線および通信線の心線はSPD(避雷器)を介して同一接地に電気的に接続する。

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