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ユニバーサルホルソー の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
自由錐、ダウンライトカッター、ホルソー など
ユニバーサルホルソーとは?
ユニバーサルホルソーは、天井の石膏ボードなどに円状の穴を開ける際に使用する工具。
電気工事においては、照明器具やスピーカーなど、埋め込み器具の開口時に使用する工具。
ユニバーサルホルソーの仕組み・使い方
【使い方】
ユニバーサルホルソーは、刃幅を開口したいサイズに調整、刃先が入る深さを調整した後、石膏ボードに穴を開ける、といった手順で使用する。
石膏ボードに穴を開ける前に、不要なボードで穴あけの確認を行うと、安全かつ確実に使用できる。
切り込みが深いと、配線した電線などを切断してしまう可能性があるため、切り込みの深さには注意が必要である。
開口サイズは、φ40mm~350mm。照明器具やスピーカーで使用されることが多い。
照明器具はφ75mm~150mm、店舗などではφ200mm~300mmのダウンライト照明器具に使用することもある。
スピーカーにおいては、φ150mm~200mm。φ350mmは高天井用の昇降式照明器具などで使用。
ユニバーサルホルソーの仕様・スペック
【種類】
ユニバーサルホルソーの刃には、石膏ボード専用のものと超硬刃とがある。
石膏ボード専用の刃は合板やケイカル板には使用できないが、超硬刃は石膏ボード以外に合板やケイカル板などにも使用可能。
天井で使用する場合には、ボード粉が目に入らないようにシェードの付いたものが一般的である。
シェードが付いておらず狭い場所でもコンパクトに使えるタイプもある。