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吹き出し口・吸い込み口 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
吹き出し、吸い込み など
吹き出し口・吸い込み口とは?
吹き出し口、吸い込み口とは、空調設備における空気の吹き出し口と空気の吸い込み口、要は給気口側と排気口側である。
吹き出し口側から送られてくる空気は、基本的には綺麗で新鮮な空気を外部から取り込んで給気しており、吸い込み口側では室内の汚れた空気や匂いなどを吸い込み、外部に排気している。
吹き出し口側、給気口側は基本的に各部屋内に設置されており、吸出し口側、排気口側は、浴室内やトイレ、台所近辺などに設置して使用されることが多い。
吹き出し口・吸い込み口の仕組み・使い方
【使い方】
吹き出し口、吸い込み口という用語は、施工するものによって使い方や意味合いが多少変化する。
ただし、給気側と排気側といったような大きい部分における意味合いは変わらないため、一般的な使い方を覚えておくと良い。
エアコンにおける給気側とは、冷やされた空気や暖められた空気を排出する側が給気側となり、部屋内の空気を取り込む方が排気側、吸い込み口側となる。
ロスナイにおいても同一であり、部屋内の空気を吸い込む側が吸い込み口側、外部から取り込んだ空気をロスナイ本体を通じ各部屋へと供給する側が吹き出し口、給気側といった扱いになる。
吹き出し口・吸い込み口の仕様・スペック
【種類】
吸い込み口や、吹き出し口には各メーカーによりさまざまな種類や商品が存在する。
排気量や給気量によってさまざまなサイズが存在し、給気量が増えれば増えるほど給気配管サイズも大きくなる。
また、これは排気側も同様であり、排気量が増えれば増えるほど、排気配管の大きさも大きくなっていき、それに伴って排気側のサイズも大きくなる。
天井埋め込みグリルなどの場合にはしっかりとグリルのサイズを確認し、それに適応したサイズの穴開け作業を行う必要がある。
吹き出し口・吸い込み口の廃棄方法
【廃棄方法】
吹き出し口や吸い込み口のグリルは各メーカー製品によって種類が異なるため、その都度製品に合わせた廃棄方法をとる必要がある。
鉄製品のグリルの場合には各工事現場内の鉄くず、金属くず収集場所への廃棄を行う。
持ち帰って処分する場合は、最寄りの廃棄物処理業者への持ち込みや、スクラップセンターへ持ち込んで買い取り、処分してもらう必要がある。
プラスチック製品の場合には、各現場内の廃プラスチックごみの収集場所に廃棄。持ち帰って処分する場合には細かく砕いてしまえば家庭ごみの燃えないごみとして廃棄も可能である。
ただし、処分するものが大量である場合には、最寄りの廃棄物処理業者への持ち込み、処分を依頼することが必要となる。