現場のお役立ちツール
ひげ出し の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
ひげ出しとは?
【意味】
ひげ(エダとも呼ばれる)出しとは、配線されている本線よりも細いサイズの電線やケーブルの分岐線を取り出すことを指す。また、距離の関係で太い電線やケーブルを配線した場合などに、器具に接続可能な細いサイズの電線につなぎ変えたり、複数の線を一つにまとめたりする場合にも使われる。
分岐線のほうがかなり細い場合や、軽負荷になる場合に使用される一方、同経路または異経路への分岐線を出す場合は「渡り線」と言う。
屋内配線は幹線と、ひげ出しによって分岐された分岐回路で構成されており、分岐回路は屋内配線工事の基本となる。
分岐回路には、「過電流遮断器の設置が義務付けられている他分岐回路の種類によって接続できるコンセントの定格電流と配線の太さが決められている」というように、さまざまなルールが存在する。