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補助作業員 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
てこ、手元 など
補助作業員とは?
【意味】
工事をする上でメインで作業を行う人を補助する人員のこと。
手元作業員とも呼ばれ、入社間もない新人作業員や電気工事士の資格をもたない作業員が補助作業へと回る場合が多い。
補助作業員の主な作業は、各種作業道具の運搬、配線作業のための電線、ケーブルの準備、材料の手配、拾い出しなどの雑用となる。メインの作業を行う人間がスムーズに作業ができるように段取りを行う必要があるため、気を遣うことが多い作業となる。
新人の場合、補助作業員としての仕事を通して電気工事の基本的な仕事や材料について覚えていくこととなるため、誰もが一度は経験する道である。
電気工事士の資格を持っていないと結線作業などの電気工事のメインとなる作業は行えないため、無資格の補助作業員は少しでも早く電気工事士の資格をとることが必須となる。
補助作業員の仕組み・使い方
【役割】
補助作業員が行うのはあくまでもメイン作業の補助であるため、自身の判断だけで仕事を行うことは少ない。
基本的にはメインの作業員、職長や監督などの指示に忠実に従って仕事を進めていくことになる。
メインの作業員に簡単な作業から徐々に難しい作業を指導してもらい、数をこなしていくことによって後々専門的なスキルや資格を取得し、最終的にはメインの作業員、現場を回していく職長などを目指していく。