現場のお役立ちツール
ホールカッター の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
ホールソー、ホルソー など
ホールカッターとは?
【英語名】
hole Cutter（ホールカッター)
hole saw（ホールソー)
ホールカッターは、ドリルドライバーの先端に取り付けて円形の穴を開ける工具。電気工事においては、プルボックスや分電盤、配電盤の加工に使用される。
電動工具で簡単に穴あけできるので現場でも使われることが多い。合わせて使用される用途の似た工具として、油圧式パンチャーが挙げられる。
ホールカッターの仕組み・使い方
【使い方】
中央にセンタードリルが付いており、中心の穴を先に開けた後、外側についているホールソー刃で大きな穴を開ける。ドリルドライバーと組み合わせて使用する。
穴あけ箇所に印をつけた後、ドリルドライバーに取り付けて適切な回転数で穴を開けることが安全に使用するポイント。
また、使用する際には空回りさせて回転軸に異常がないかを確かめることも重要である。
穴あけする際には、左右のどちらかに傾きがちなので垂直に当たるよう注意が必要。
ホールカッターの仕様・スペック
【種類】
主に木工用・バイメタル・超硬・多段式の4種類があり、電気工事に向いているのは超硬ホールソー。
ツバがあり、決められた長さよりも奥に行かないため、既設のプルボックスや分電盤の加工向きである。
ホールソーは、φ12mm～180mmのサイズがあるが以下が電気工事でよく使用される。
・φ21mm
・φ27mm
・φ33mm
PF管や金属管のコネクタが付けられる穴のサイズで、プルボックスや分電盤の加工時に使用頻度が高い。
