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絶縁ワニス
の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
ニス など
絶縁ワニス とは?
【英語名】
Insulating varnish(インサルティング ヴァニッシュ)
揮発性溶剤に樹脂または油を融解した電気絶縁材料。
絶縁ワニス の仕組み・使い方
【使い方】
電気工事の現場では金属電線管のボックス内に絶縁ワニスを塗装することがある。
組み立ての終わった変圧器(トランス)・コイルの絶縁に使用されている。
ワニスの入ったタンクに浸し、トランス内部や絶縁紙内部にワニスを浸透させる。
ワニスを浸透させる際には、トランスやコイルを事前によく乾燥させることが重要である。
絶縁ワニス の仕様・スペック
【規格】
JISC2351によってエナメル線用ワニスが、JISC2103によって電気絶縁用ワニス試験方法が定められている。
絶縁ワニス の仕組み・特徴
【仕組み】
溶剤の揮発とともに起こる油の酸化や樹脂の重合などによって、細隙・空洞の空気を追い出すことにより、絶縁強化を行う。
絶縁ワニス の廃棄方法
【廃棄方法】
廃油として産業廃棄物に定められるため、産業廃棄物の廃棄手順に従う。