TERASU辞書

COMMENTARY

職人用語

圧着、結線、握り など

ジョイントとは?

【意味】
電線やケーブル同士を接続する作業のこと。電気工事の際に、必ず行う作業となる。

ジョイントが必要になってくる場面の一例として、以下が挙げられる。
・スイッチ結線
・電線の枝配線
・長さの足りなかった電線の延長

このように、さまざまな場面でジョイントが必要となる。

ビニルテープで絶縁処理を行っていても、ジョイント部分を剥き出しのままにしておくと、劣化や害獣被害などにより漏電やショートの原因となるため、保護部材を用いて保護する。
保護部材は、被せるだけの物やボックスなどがあるが、環境に合わせて適時選定することが必要である。

また、基本的にジョイント箇所については、どの場所へ向かっている配線なのかなどを明記しておく必要がある。
これは、後々のメンテナンスや配線追加の際などに誰が見てもわかるようにしておくためであり、明記されてないとメンテナンス時や故障修理などの際に配線ルート調査などだけでも多大な時間を要してしまうことになりかねないので、注意が必要である。

ジョイントの仕組み・使い方

【方法】
ジョイントの方法としては以下があり、使用用途や環境により適時変化する。

・スリーブ、端子を用いた圧着接続
・コネクタを用いた差し込み接続
・半田あげ

ジョイントを行う際はしっかりと接続することが重要である。

【注意点】
ジョイントが甘いと、電線の抜けにより設備が動かなくなり、最悪の場合火災などの可能性も出てくる。
ジョイント終了時は法令で定められた規定で絶縁処理を必ず施す。
ただし現場内規定も存在するので、監督者に施工ルールを確認することも大事である。

ELECTRICAL WORK

CATEGORIES

辞書TOPに戻る

パナソニックの電気設備のSNSアカウント