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開口とは?

【意味】
照明器具や配線器具などを取り付ける際の器具をおさめるための穴のこと、またその穴を開ける作業のことを言う。
開口は、電気工事においては必ずといっていいほどやらなければならない作業である。

建築工事において、天井や壁の下地を軽量鉄骨(LGS)や木で組み終わり、石膏ボードや軽カル板、木板などの天井材や壁材を貼り終わった後、埋め込みの照明器具や配線器具を取り付けるための天井、壁開口を行う。
天井材や壁材を貼り終わった後に開口をすると下地材がぶつかる場合があり、その場合には下地材の切断を行い、開口を行うこととなる。

天井材や壁材を貼る前にあらかじめ下地材がぶつかることがわかっている場合には、貼り終わる前に下地材の切断、および切断した箇所の開口補強などを行う場合もある。
開口補強とは、天井の下地材を切断してしまうとその一点の強度が取れなくなるため、切断した周囲に下地材を入れて補強する作業のことである。

開口の仕組み・使い方

【種類】
開口は建築工事、電気、通信工事、設備工事の各分野において必ず使用される言葉となっている。

・壁開口
・天井開口
・床開口

上記のような作業時における開口とは、設備取り付けのための穴をあけることを指すことが多い。

また、建物の天井上や壁付近などでの作業中によく見られる、資材運搬のための穴や人の出入りのための穴なども開口と呼ばれている。
工事現場内の朝礼や打ち合わせ時などには、開口部について注意喚起されることもある。

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