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レーザー墨出し器 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
レーザー など
レーザー墨出し器とは?
【英語名】
laser line generator(レーザーラインジェネレーター)
laser marking instrument(レーザーマーキングインストゥルメント)
現場にて、図面情報を基に作業現場に墨出し作業を行うための道具。
電気工事においては、配管や照明器具、分電盤、屋内配線の位置づけの際、図面どおりに行う用途でレーザー墨出し器が使用される。
レーザー墨出し器の仕組み・使い方
【原理(仕組み)】
一般的なレーザー墨出し器は、振り子を利用して水平をとっている。
重りを垂らして先端にある反射板にレーザーを当てることで、垂直・水平を計測。縦ラインや水平ラインをレーザー光線によって示す。
【安全】
レーザーを当てる2~5mくらいの位置にレーザー墨出し器を設置して精度の確認を行う。精度を高めるため、使用前に点検すること。
レーザー墨出し器の仕様・スペック
【種類】
レーザーの種類としては、グリーン・レッドの主に2種類あるが、メーカーによってはブルーグリーンなどの色もある。
人間の目は、グリーンの光が目に優しく波長をとらえやすいとされているため、グリーンが1番視認性が高い。
【精度、電圧(電源)】
レーザー墨出し器の精度に標準規格はないが、縦・横ラインの精度が「10mで±1mm」など各メーカーで決められている。
電源の種類としては、バッテリー、乾電池、AC100Vの主に3種類あり、バッテリーと乾電池式のものが主流で使用される。
AC100Vは、長時間の作業が想定される際に使用。