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ライナープレート の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
ライナー、スペーサー、シムライナー など
ライナープレートとは?
【英語名】
Liner plate(ライナー プレート)
Lining plate(ライニング プレート)
ライナーとは、機械などのレベル調整を行う際に使用する部材である。
レベル調整とは、床との水平バランス調整のこと。スペーサーやシムライナーと呼ばれることもある。
ライナープレートの仕組み・使い方
【使い方】
片面が斜めに切られているテーパーライナーや、土台の平ライナーと組み合わせて使用するチョークライナーを、片面同士をずらすことで微調整を行う。
1人で作業せず2人以上で安全に作業することが大切。
ライナープレートの仕様・スペック
【種類】
ライナーには、平ライナー・テーパーライナー・チョークライナー・馬蹄型ライナー・穴あきライナーなどがある。
一般的に多く使用されているのはテーパーライナー。平ライナーの上に設置し、2枚1組で微調整を行うチョークライナーも使用頻度は高い。
【耐用年数】
内外面に溶融亜鉛めっきを施しているものなどは、長期間の年数に対応している。
【サイズ】
サイズは一般的に100×100、100×50のものがあり、厚さは1.0~3.2mm程度。重さは80~240g。
ライナープレートの仕組み・特徴
【仕組み】
機械の足部分に、床と平行になるよう複数枚のライナープレートを挟みこんでいる。厚みを変えながら微調整を行う。
ライナープレートの廃棄方法
【廃棄方法】
「土木工事で使用するライナープレート」は買戻しがあるが、「機械据付時のレベル調整用のライナープレート」は金属くずとして、産業廃棄物処理を行う必要がある。