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増し締め の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
増し締めとは?
【意味】
端子台やブレーカーなどに電線を接続する際、ネジ締めで接続する場合に、最後にネジを締め直して、締め付けが弱くないかを確認する作業のこと。
配線用遮断機や端子台など種類によって異なるが、締め付けトルクも決まっている。締め付けが弱いと、接地面積が少なくなり、電気抵抗が増して発熱や断線の原因となることがあるので注意が必要となる。
増し締め不良による異常発熱は、機器稼働時などの限られた時間にのみ発生するとも言われており、そのために作業後や確認作業だけでは発見できない場合がある。
その対策として「サーモマーカー」でマーキングをすることで、異常発熱を発見しやすくするという工夫をしている企業もある。
増し締めでもミスを完全になくすことはできないため、さらなる対策として差込式の端子台を採用している企業もあるが、こちらも差込不良という欠点があるため、一概にどちらが優れているとは言い切れない。
増し締めの仕組み・使い方
【注意点】
増し締めの際に注意が必要な点として、電気的に接続されている部分に緩みがないかの確認をしなければならないことが挙げられる。
確認にあたっては、配線がきている部分であれば増し締めをした後、軽く引っ張ってみて抜けてこないかの確認も有効である。
この点検をおろそかにすると、加熱による火災や停電事故の発生原因となりかねない。
事故を未然に防ぐという意味でも大切な作業となっている。