メタルラス張り の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
メタルラス張りとは?
建築業界で使われる金属製の下地材料のこと。
左官工事においては、モルタルのみだと強度に不安があるため、薄い鋼板を引き伸ばして網状にしたものを壁や天井の下地に使用することで、モルタルを補強して剥離や割れを防ぐ効果がある。
メタルラス張りの仕組み・使い方
通常は、縦張りではなく横張りが基本。
配管・照明の金属と接触すると漏電による火災などの危険性があるため、以下のように電気的に絶縁する必要がある。
・メタルラス張りの壁に配線を通す場合は、絶縁管で保護する。
・照明器具の取り付けの際には、金属製の筐体の器具はそのまま施工すると漏電が発生した際に地絡が発生するため、器具の下地に木板等を取り付けて木板等に対して器具を取り付ける。
・配線器具の取り付けの際には、「絶縁取付枠」等で電気的に絶縁する。
等
