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位置表示灯内蔵スイッチ の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
ホタル、ホタルスイッチ など
位置表示灯内蔵スイッチとは?
パイロットランプ(表示灯)がついており、スイッチが入っていない時にランプが点灯するため、夜間など明かりのついていない暗い場所などでスイッチの位置を表す。
一目でスイッチの位置を確認したい場所、主に廊下や玄関などに使われることが多い。
ホタルスイッチとも呼ばれ、図記号は「●H」(ホタルの頭文字Hと覚える)。
【類似材料】
よく似ていて間違いやすい材料として、「確認表示灯内蔵スイッチ」がある。
位置表示灯内蔵スイッチの仕様・スペック
【種類】
種類は屋内用、屋側用がある。
屋内用では住宅・ホテルなど内装のデザインや用途に応じて多様な色・柄・デザイン・機能が各メーカーにより展開されている。
近年、デザイン性はもちろん両手がふさがっているときなどでも押しやすく軽い力で ON/OFFの操作が可能なワイドタイプハンドルのスイッチが多く使用されている。
そのなかでBタイプとCタイプがあるが、Bタイプは片切スイッチ、Cタイプは3路スイッチである。
3路スイッチは、例えば階段と廊下など2箇所のスイッチで1つの機器のオンオフを操作する。
屋側用ではガレージや倉庫用照明のスイッチなどに使われ、ボタン部分を全面パッキンで覆った防雨型があり、雨がかかっても安全に操作が可能なものも販売されている。
位置表示灯内蔵スイッチの仕組み・特徴
【仕組み】
意味・用途でも説明の通りパイロットランプが付いており、スイッチが入っていない状態のときにランプが緑色や橙色に点灯する仕組みになっている。
【特徴】
スイッチが入っていないとき、電気はランプを通って流れていく仕組みになっている。
スイッチを入れると電極が繋がりランプの方を通らず電気が流れる。
そのためスイッチが入っていないとき、すなわちスイッチ「オフ」のときにランプが点灯する特徴を持っている。
位置表示灯内蔵スイッチの廃棄方法
【廃棄方法】
取付け枠やスイッチ本体は、各自治体によって決められた方法で廃棄処理をするかリサイクル業者・ごみ処理業者などに相談する。