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レジューサー の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
レジューサー など
レジューサーとは?
【英語名】
Reducer(レジューサー)
2つの配管の直径が異なる大きさの場合 、同一線上もしくは平行にずらして接続するために用いる継手のこと
英語発音に合わせてレデューサーとも呼ばれている。
レジューサーの仕組み・使い方
【使い方】
配管内の圧力損失は、配管口径が大きくなると低下し、配管口径が小さくなると上昇する。機器の仕様圧力範囲を超えないように確認が必要。
レジューサーの仕様・スペック
【規格】
JIS B2313-2015
【種類】
・同芯レジューサー
配管同士の中心軸の位置を合わせたもの。
接続する配管の大口径側と小口径側の中心線が一直線のレジューサー。
・偏芯レジューサー
配管同士の中心軸を平行にずらしたもの。
【形状】
1型:レジューサーの中心部から先端にかけて急激に径が小さくなる形状。
2型:径が緩やかに小さくなる形状。
レジューサーの仕組み・特徴
【特徴】
・固形物を含んだ液体の場合、液だまりや空気だまりが発生することがある。配管下部が平らになるようにして固形物が溜まるのを防いだり、気体と液体が混合している場合は、配管上部を平らにして気体が溜まることを防ぐなどの工夫が必要。
・偏芯レジューサーは、偏流が起こりやすくなる。
レジューサーの廃棄方法
【廃棄方法】
産業廃棄物として処分する。