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リレーシーケンス の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
リレーシーケンスとは?
【意味】
リレーシーケンスとは、リレー(中継)シーケンス(連続)という意味。JIS規格(JIS Z8116およびJIS B3500 シーケンス制御)では「あらかじめ定められた順序又は手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御」とあり、連続した中継の制御回路を指す。
基本的なリレーシーケンス回路として、自己保持回路、先行優先回路、限時回路、フリッカ回路、インタロック回路が存在する。
リレーシーケンスを理解するには、以下の知識が必要になる。
・機器の配置や接続がわかる「配線図(裏面接続図)」
・シーケンス制御の動作順序がわかるように構成された「展開接続図(シーケンス回路図とも呼ばれる)」
・2点間の信号の論理を表した「論理図(ロジック図とも呼ばれる)」
・シーケンス制御の作動順序を整然と表現した「フローチャート」
・時間経過と接点やリレー等の動作を表した「タイムチャート」