責任分界点 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
責任分界点とは?
複数の主体間で責任を分ける境界や場所のこと。電気設備や通信回線、クラウドサービス等さまざまな場面で用いられる。
電気設備では、電力会社と電力供給を受ける需要家の責任範囲を明確に分けるポイントでもある。
責任分界点の仕組み・使い方
一般的に、架空配電線の場合は、1号柱の接続箇所を責任分界点として扱うことが多く、構内の電柱で電気を受け取った以降は需要家の責任となる。
地中配電線の場合は、引込開閉器盤を介して電気の供給を受けるため、引込開閉器盤との接続箇所が責任分界点となる。
低圧需要家では、電柱を建てずに電力メーターの一次側引込線との接続点を責任分界点とする場合もある。
