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安全ブレーカー の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
サーキットブレーカー、ブレーカー など
安全ブレーカーとは?
【英語名】
Safety breaker(セーフティブレーカー)
安全ブレーカーは、一般住宅に使用される小型の配線用遮断器。
10A~30Aの小さな電流が流れる回路を保護する役割で使用する。
電気の現場でも住宅の分電盤内で登場することが多い。
安全ブレーカーの仕組み・使い方
【使い方】
許容電流以上の電流が流れた際、すぐに回路を遮断するために使用する。
電源供給を遮断することで配線や機器を守り、短絡や過電流による発熱といった電気事故を防ぐ役割がある。
【施工方法】
安全ブレーカーの一次側に電源、二次側に負荷の接続を行う。
一般住宅の分電盤であれば、主のブレーカーから各部屋(台所やリビングなど)の電流を管理する安全ブレーカーへと繋げるため、安全ブレーカーの一次側に主のブレーカーの二次側電線、二次側に各部屋のコンセントや照明へ繋がる電線を接続する。
安全ブレーカーの仕様・スペック
【種類】
AC110V/220V専用の2P2E(2極2素子)のものとAC110V専用の2P1E(2極1素子)のものがある。
【規格】
JIS C 8211 Ann2に対応しているものが多い。
安全ブレーカーの仕組み・特徴
【仕組み】
安全ブレーカーには、許容電流が設けられている。
その許容電流を超える電流が回路に流れた際、遮断する仕組みとなっている。
【特徴】
安全ブレーカーは、回路に流れる電流が許容電流を超える際に遮断するため、停電時の原因を絞ることが可能。
ただし、漏電した際の遮断機能はない。
安全ブレーカーの廃棄方法
【廃棄方法】
専門業者に買取依頼もしくは産業廃棄物として廃棄する。