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3分（Ｗ3/8） の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
3分（Ｗ3/8）とは?
3分（さんぶ）とは、インチネジのことを指す。
ネジのサイズには、3分や4分、M10やM12などさまざまな呼び方が存在する。
M10やM12などのM表記は、メートルネジと呼ばれ、3分や4分はウィット（インチ）ネジと呼ばれる。
日本で主流なのはメートルネジである。
一方、アメリカやカナダ、イギリスなどでは、インチねじが主流である。
また、1インチ＝25.4mmとなり、1/8を1分と呼ぶ。
ネジだけでなく、配管にもインチ呼称があり、A呼称とB呼称に分かれている。
A呼称がミリメートル寸法で、B呼称がインチサイズとなる。
3分（Ｗ3/8）の仕組み・使い方
【使い方】
分電盤の壁面設置や床面へ設置する際に、3分を使用することがある。
よく使うシーンとしては、二重天井の吊りボルトが3分が多い。その他、さまざまな場面で使用でき、多用途である。
下記の通り、3分のサイズ外形はM10と非常に近く、M10用のボルト穴が開いているところに3分も使用できる。
・M10のネジ外形…10mm
・3分のネジ外形…9.53mm
【施工方法】
M10の穴に3分のボルトは入るが、M10のボルトと3分のナットはかみ合わないので間違えないよう注意しなければならない。
・M10のネジピッチ…1.5mm
・3分のネジピッチ…1.59mm
上記のようにネジピッチ（ネジ山からネジ山間の距離）が近いので、無理に締め付ければ入るので間違えやすいため中が必要である。
また、無理にネジ締めすると不良や事故の原因になるので、絶対にしてはいけない。
3分（Ｗ3/8）の仕様・スペック
【重量】
材質やサイズにより重量が異なる。
1インチ＝25.4mmは、覚えておく数字である。
基本的な考え方としては、1インチが基準となる。
これを1/8単位で分けた際の分子を呼び名にしている。1/8は1分、3/8は3分のように呼び名が決められている。
【種類】
よく使用するウィットネジのサイズは、3分または4分である。
サイズの種類は、1分や5分、7分など豊富。
