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職人用語

スケルトン など

躯体とは?

【英語名】
Skeleton(スケルトン)

【意味・用途・役割】
躯体とは建物の骨組みが見えている状態(スケルトン状態)のことで、主として建物の構造体で強度を受け持つ部分のこと。

家を建てるには土台となる基礎工事から始まる。家の基礎工事が完了してから柱、筋交い、梁、小屋組、耐力壁、床、天井、屋根が作られ家の骨組みを作っていく。

普段生活していても壁の中の状態は見えない。 建物が完成するまでの骨組みの状態が躯体工事である。

躯体は建物の構造上一番重要な工程。基礎工事では建物が沈下しないように重みを支えるとても重要な躯体工事。

柱や梁も地震や災害に備えるためのとても重要な躯体工事になる。
阪神大震災以降、耐震性には特に厳しくなり、耐力壁や筋交い構造が用いられ躯体時に柱の位置、筋交いの向き、金物の取付位置などを厳しくチェックする検査が行われるようになった。
躯体には以下の3種類ある。

・木造:一般住宅に多い
・RC造:鉄筋とコンクリートを用いているのでマンションやビルに多い
・鉄骨造:体育館や工場などに多い

躯体工事が完成すると家の内装仕上げの工程に入っていくので、躯体は家が仕上がると目に見えずすべて隠れる。
仕上げとは家の内装、外装工事にあたり、内装工事では壁紙クロスや床のフローリング、外装では外壁工事にあたる。

躯体の仕様・スペック

躯体工事に必要な工事業種は鳶、鉄筋、大工工事だけではない。
電気工事、空調工事、設備工事は内装が完成してからの工事もあるが、完成する前の躯体時にも必要な工事業種である。

【木造戸建ての配線工事】
躯体工事時に天井裏や壁裏に配線し根太、梁に固定する。それぞれの部屋の電灯線、コンセント用の配線工事も躯体時に行い、スイッチボックスやコンセントボックスを柱に固定させる。

【RC鉄筋コンクリート造の配線工事】
躯体工事時に配管を通しボックスなどを鉄筋に固定させてからコンクリートを流し込む。コンクリートが固まってから配管を通し配線工事を行う。

【スラブ配管工事】
躯体工事時に行うことで仕上げ工事の配線作業が楽になる。
しかしコンクリートに穴を開け配管を通すことでコンクリート強度が落ちるなどの問題や施工が難しいことからスラブ配管を推奨しない現場もある。

このように隠れてしまう前の躯体時に屋内配線工事を行い、床や天井に電気配線を設置してから断熱材、内装下地材の石膏ボードを貼り付け、躯体部分が完全に隠れ内装仕上げに入る。
コンクリートで埋めて隠れてからではやり直しが効かないので十分に図面を確認する必要がある。

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