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スケア の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
スケ、スケア、SQ など
スケアとは?
【英語名】
Square(スケア)
スケアは、主にケーブルの単位として使用されている、ケーブルの断面積を表現する際に使用する単位である。
ケーブルの導体部分の太さや種類の表示に用いられる。特に、より線の断面積を表す。
スケアの仕組み・使い方
【使い方】
ケーブルの断面積を表すときに使用する。断面積(sq)=平方ミリメートル(mm2)である。
日本では、一般的に2sqや14sqといったように使用する。sq値が大きいほど、導体の大きさが大きいということになる。
スケアの仕様・スペック
導体の直径が2mmであった場合は、以下のように計算することができる。
・断面積は1×1×3.14となるので、直径2mmの導体は約3.14sqとなる。
・直径4mmの導体では、2×2×3.14=12.56sqとなる。
規格としてsq値は2sqや8sq、14sq、38sqなどのように、切りのいい数字しかない。
sq値が大きくなるほど導体が大きいということのため、流せる電流値も比例して大きくすることができる。
電線を選定するときは、許容電流の数値とsq値を考えた設計をしなければならない。