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ストリップゲージ の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
剥きの長さ など
ストリップゲージとは?
【英語名】
Strip gauge(ストリップゲージ)
電線のストリップ作業(被覆剥き)に使用するゲージ(寸法)。
端子取り付けや端子台、配線器具に電線を接続する際に、電線の被覆を剥かないといけないが、長すぎると感電や火災の原因となり、短すぎると接点不良となる為、被覆を剥く長さが決められているものが多い。
ストリップゲージを使用することで、電線の被覆を剥く長さが固定できるため作業効率アップに繋がる。
【類似部材】
・ストリップゲージ付きの配線器具(スイッチや埋め込みコンセントなど)
ストリップゲージの仕組み・使い方
【使い方】
ワイヤーストリッパーにストリップゲージを設置して電線の被覆を剥く。
詳しい使い方は、以下の通りである。
・電線の太さに合わせて適応している箇所に電線をセットする。ストリップ穴位置ガイドがあるとスムーズに作業できる。
・ワイヤーストリッパーについているストリップゲージの当て板にしっかりと電線の先端を当てる。
・板にあてた後にストリップする。
ストリップゲージはつまみなどで簡単に長さを調整でき、かつ、半自動でストリップくずを落とす機能が付いているストリッパーもある。
ストリップゲージの仕様・スペック
【規格】
ストリップの可能長さ調整は、1mm~16mmまでの製品が多い。
【種類】
ワイヤーストリッパーに付属でゲージがついているものもあれば、ゲージだけ別売りで後付けができるものもある。
ストリップゲージの仕組み・特徴
【仕組み】
精度の高い調節ネジと当て板の組み合わせで、ストリップ作業を効率化させている。
【特徴】
毎回固定で同じ長さでストリップできるため、不良結線結線不良のリスクを低減ダウンできるのが大きな特徴である。