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職人用語

3路、Cスイッチ など

3路スイッチとは?

3路スイッチは、2階建ての住宅で考えるとわかりやすい。

1階の階段前と2階の階段前に3路スイッチがあり、上下どちらの階でも階段照明器具のONとOFFができるスイッチである。
つまり、簡単に説明すると、2か所のスイッチで一つの照明器具のONとOFFができる便利なスイッチである。

電気工事を行う中で3路スイッチの使用頻度は高く、電気工事士や電材屋ではCスイッチと呼ぶこともある。

3路スイッチの仕組み・使い方

【使い方】
2か所のスイッチのどちらを押してもスイッチのONとOFFができる。
1階に降りる前に2階でスイッチをONにして階段の照明を点ける、1階に降りたところでスイッチで階段照明をOFFにする。
このように、使い方はいたってシンプルで分かりやすい。

【施工方法】
3路スイッチを設置する壁に開口を作り、配線を行いスイッチに結線する。
結線する線色は間違えてはいけない。

また、電気工事士の資格を持った人でないと作業できないので注意が必要である。

3路スイッチの仕様・スペック

【重量】
数十g程度。

【サイズ】
小型でコンパクトなものが多い。

【種類】
1階と2階などのように2か所で使用する場合は、3路スイッチを2つ使用すれば問題ないが、3か所以上の場所でスイッチのONとOFFをするときは、4路スイッチを使用する。
4路スイッチを追加すればするほど、スイッチを操作できる箇所も増やせる。

3路スイッチの仕組み・特徴

【仕組み】
3路スイッチA、Bと照明器具がそれぞれ電気的に結線されることで、階段の上下で電気のONとOFFが可能となる。

3路スイッチ内の構造としては、0から1、0から3に導通する。0から1へ導通しているときは、0から3は導通していない状態になっている。
3路スイッチAとBの1と3をそれぞれ結線するので、上下どちらの階でスイッチを押してもONとOFFができる仕組みである。

例えば、1階で0から1が導通し、2階でも0から1が導通していれば照明は点灯する。
反対に、1階で0から1が導通しており、2階で0から3が導通している状態の場合は点灯しない。

0から1および0から3の状態を3路スイッチAとBのどちらでも操作できるため、自由に照明器具の電気をつけたり消したりすることが可能である。

3路スイッチの廃棄方法

【廃棄方法】
事業者として排出する場合は、廃プラスチック類および鉄くずで産業廃棄物処理する。

一般家庭で廃棄する場合は、基本的には燃えないごみとなる。

自治体によっては回収してくれるところもあるので、捨てる前に自治体に確認することが望ましい。

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