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投入禁止表示 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
投入禁止札 など
投入禁止表示とは?
【意味】
修理や点検時に使用する禁止札の一種。
このほかにも禁止札は存在し、禁止札に書いてある内容によって何が禁止なのか、意味合いが変わってくる。
禁止札は、各種設備の故障や異常でその設備が使えない場合に使われることが多い。
投入スイッチなどの開閉操作に何らかの問題が発生し、人為的な二次災害を防ぐため、他の作業員が間違って操作しないようにするという目的もある。
禁止札には、責任者の名前を記入する欄があり、基本的にはその責任者が使用するにあたり問題なしと判断するまで使用はできない。
また、投入禁止と同じ意味で使われることがあるのが、操作禁止札である。操作禁止にはいくつかの意味があり、一例として以下のようなものが挙げられる。
・各種設備の操作を禁止
・スイッチ電源投入禁止
・設備固定位置の変更禁止
工事現場や工場、施設などによって使用方法や意味合いが変わってくるため、禁止札がある場合には必ず担当者、管理者へ確認を行うことが重要である。
投入禁止表示の仕組み・使い方
【方法】
禁止札を使用する場合には、あらかじめ運用のルールを決めておく必要がある。
大規模な工事現場であれば、あらかじめルールが定められていることも多く、その場合はルールに則って対応すれば問題はない。
しかし、細かいルールが決まっていない工事現場の場合には、工事管理者に確認をとり、禁止札を運用することが必須となる。
また、電源投入禁止などの禁止札を使用した場合には使用した本人がその後の対応も行い、正常になるまで管理する必要があるため、責任を持った運用が重要である。