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BCPとは?

【英語名】
Business continuity plan(ビジネスコンティニュイティプラン)

日本語訳は事業継続計画。緊急事態の際の、企業防災やリスク管理方法のひとつ。
企業や団体が大規模なテロや災害、またシステム障害や不祥事などの危機的状況下に置かれた場合においても、損害を最小限に抑え重要な業務を継続または速やかに復旧し、生き延びられるようにしておくための計画のこと。
人命を守ることが目的の防災計画とは異なり、「事業の継続」を目的に、具体的な行動指針を定めていることが特徴。
緊急事態発生時に被害を緩和するだけでなく、取引先や投資家からの信用性を高める(企業評価の向上)、従業員への安心感につながる、といったメリットも。
企業・団体によって対策すべき内容が異なるため、状況に合わせたBCPを策定する必要がある。計画の策定だけでなく、マニュアル策定や緊急事態を想定した訓練の実施、定期的なマニュアルの見直しなど、日常的に運用・改善していくことが重要。
2011年の東日本大震災以降、BCPの重要性がさらに注目されているものの、大企業に比べ中小企業の策定率は低いとされる。

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