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ESG投資とは?

財務情報ではなく、ESGへ配慮した企業を選んで行う投資。
EGSとは環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)の略。
ESGの概念が生まれたのは、2000年代後半。当時の国連のアナン事務総長がPRI(責任投資原則)において、投資の意思決定でのESGの視点導入を提唱。その後リーマンショックが起こると、短期的な利益を追求する経営および投資に対する批判が強まり、ESGの支持が強まった。2018年5月時点では、世界で2,000近い数の機関がPRIに署名済。
日本では、2015年に年金積立金管理運用独立行政法人がPRIに署名。これを機に日本国内でもESG投資の概念が広まり、2018年7月時点では、60を超える国内の機関が署名している。
ESG投資はとくに欧州・北米で大きな規模を誇る。2016年時点において、世界の投資額全体のうち25%超がESG投資と考えられている。ESG投資は急速に発展しており、今後さらに規模が大きくなると予想される。
ESG投資を正しく実現できるよう、企業にはESGに関する情報の開示が求められている。またESG投資のさらなる発展、PRIの認知度拡大を実現させるための働きかけも、重視されている要素である。

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