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MR（複合現実） TREND WORD
MR（複合現実）とは？
【英語名】
Mixed reality（ミックスドリアリティ）
VR（仮想現実）やAR（拡張現実）を含む概念で、専用のゴーグルを装着することで、CGを現実世界に映し出すことができる技術のこと。MR機器が現実空間に存在する物体の形や位置などを認識し、適合する大きさや位置関係の画像を投影することで、現実空間に対応する仮想（バーチャル）の3Dデータを映し出し、現実と仮想をミックスさせる空間構築のテクノロジーのひとつ。
現実世界のモノが、仮想の映像にリアルタイムで影響を与えることが特徴。現実世界と仮想世界が融合しているため、歩き回るといった動作も実現可能。例えば現実世界のなかに、3Dホログラム（立体映像）でビルや飛行機などの模型を浮かび上がらせ、その模型（実際は映像）の反対側にまわりこんだり、下から覗きこんで見たり、手で回転させたりすることができる。複数人で同じ映像をシェアすることも可能。
MR（複合現実）の技術は、特に製造業や建設、建築業などにおいて、実際に製品や建物などをつくる前にデータを3Dで実寸表示させ、事前検証を低コストで円滑に実施するといった活用が期待されている。
