現場のお役立ちツール
RPA TREND WORD
RPAとは?
【英語名】
Robotic process automation(ロボティックプロセスオートメーション)
通称RPA(アールピーエー)。これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業を、人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、また機械学習などの認知技術を活用して、代行・代替する取り組みのこと。人間の代わりに業務をこなす自動化ツールで、24時間365日の稼働が可能。
決まった手順でルール化された定型業務やルーティンワーク、PCのみで完結する業務の自動化が得意。特にPC上でおこなう事務作業の分野で、導入が進んでいる。
業務をこなすソフトウェアは「ロボット」と呼ばれる。ロボットへの指示を作成する開発ツールや実際に処理を行うロボット、これらを管理するツールなどを全て含めて「RPA」と呼ぶことが一般的。
業界や業務に関わらず、さまざまなパターンのロボットを作成できる。複数のシステムを利用する作業の自動化が可能になるため、作業時間の短縮やヒューマンエラーの削減などに役立つ。プログラミング言語によるシステム開発に比べスピーディに導入でき、現場の業務に即した自動化を実現しやすいとされる。
RPA導入により期待できる主なメリットは、人手不足の改善、業務の効率化、生産性の向上、働き方改革の実現、コスト削減など。