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ワーケーション TREND WORD
ワーケーションとは?
「ワーク(Work)」と「バケーション(Vacation)」をかけ合わせた造語。
旅行や帰省中の一部の時間を仕事にあてる働き方のこと。または休暇と併用し、旅先で業務を組み合わせること。主体が「仕事」か「休暇」かによって、2つの概念が存在する。
【種類】
仕事目的型(出島型)ワーケーション:企業主体で行き先を決め、普段とは異なる場所で仕事に取り組み、地方創生に貢献するスタイルを指す。地域の魅力に触れられるだけでなく、チームの結束が強まる、各プロジェクトや個人業務に集中できるといった効果が期待できる。
旅行目的型ワーケーション:日常の職場とは異なる場所に出向き、主に旅行を楽しむことを目的とするもの。休暇取得をともなう「休暇型」と、休暇取得をともなわない「非休暇型」がある。
導入することで有給休暇取得の促進や、ワークライフバランスの向上につながるほか、普段とは違った場所で休暇をとりながら働くことで、生産性が高まりやすいといったメリットがある。デメリットには、仕事とプライベートの境目をつけづらいこと、労務管理などに関する制度の見直しが必要になる可能性があることなどが挙げられる。
必ずしもリモートワークである必要はなく、オフィスごとリゾート地に移すケースについても「ワーケーション」と呼ぶことがある。