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Z世代 TREND WORD
Z世代とは?
【英語名】
Generation Z(ジェネレーションゼット)
アメリカで使用されているジェネレーションZ(Generation Z)の訳語で、1990年後半~2000年代に生まれた人のこと。生まれた時期の明確な定義はないものの、アメリカでは1997~2012年生まれの世代を指す。1960~70年代に生まれた人をX世代、1980~90年代に生まれた人をY世代(ミレニアル世代)と呼ぶことから、「X」と「Y」に続く次世代という意味で「Z世代」と名づけられた。
物心がついた頃からインターネットが普及しており、スマホやSNSにも日常的に慣れ親しんできた世代であることから、「デジタルネイティブ」とも呼ばれる。情報収集やコミュニケーションなど、ライフスタイルの中心にデジタル技術が存在している。
バブル崩壊後に生まれ好景気を知らず、リーマンショックといった不況の時期に育った世代であることから、他世代と比べ現実的で、華々しい生活よりも身の丈に合ったリアルな世界観を好む傾向にある。「モノ(商品)」に対する消費よりも「コト(サービス・経験)」など、娯楽や経験に対する消費に価値を見いだすとされる。
人権教育を受けて育った世代でもあり、ブラック企業や各種ハラスメント、LGBT問題など、幅広い人権に対する課題への意識が高いという特徴も持つ。
世界人口のおよそ1/3、日本でも人口の約14%を占める存在。