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管口とは?

【英語名】
Tube mouth(チューブマウス)

管口(かんぐち)は、電気工事において電線管の端の部分を表す名称である。金属製や合成樹脂製の電線管は、ケーブル工事において電線を収納して保護するために用いられる。電線管は管口同士を適合したカップリングで中継接続することで、施設現場の寸法に合わせて延長することが可能である。

また、金属製の電線管には、主に屋内で使用される薄鋼電線管と、屋外で使用される厚鋼電線管の2種類がある。金属製で硬いため、曲げる際にはパイプベンダーと呼ばれる工具が必要となる。

合成樹脂製の電線管は金属製のものと比べて扱いやすいという特徴があるが、丈夫さで劣るというデメリットもある。そのため、施工現場に合わせて最適な電線管を選択することが必要。

管口の仕組み・使い方

【施工方法】
・カップリングを使用して接続する方法
ねじ切りタイプのカップリングやねじなしタイプのカップリングなど、使用する電線管の管口の種類に応じて、適合したタイプのカップリングを使用して接続する。

・ノーマルベンドを使用して接続する方法
金属製の電線管が直角に曲がるポイントで、ノーマルベンドと呼ばれる電設部材を使用。
ノーマルベンドの両端へ、電線管の管口を接続することで中継が可能となる。

・ユニバーサルを使用して接続する方法
上記の電設部材ノーマルベンドと同じく、金属製の電線管が直角に曲がるポイントで使用するユニバーサルを用い、電線管の管口を接続できる。

・ボックスを使用して接続する方法
ジョイントボックスやプルボックス、コンクリートボックスといった電設部材を使用して、電線管の管口を接続することが可能である。

管口の仕様・スペック

【サイズ】
厚鋼電線管で外径21~113.4mm、ポリエチライニング鋼管(PE管)で外径22.2~114.6mm、合成樹脂製可とう電線管(PF管)で外径21.5~52mm。

【材質】
金属、亜鉛、難燃ポリエチレンなど。

【種類】
電線管の種類が豊富なことに伴い、管口の種類も多様。電線管の代表的なものは以下の通りである。

・厚鋼電線管(G菅)
・薄鋼電線管(C菅)
・ねじなし電線管
・ポリエチライニング鋼管(PE管)
・合成樹脂製可とう電線管(PF管)
・合成樹脂製可とう電線管(CD管)
・波付硬質ポリエチレン管(FEP菅)
・硬質ビニル管(VE管)
・プラフレキタフスト(PFT管)

管口の仕組み・特徴

【仕組み】
金属製電線管の管口を接続する場合、主にねじ切りタイプとねじなしタイプの2種類に分かれる。

ねじ切りタイプの管口であれば、カップリングやボックスのねじ山に沿ってねじ込んでいけば接続が完了する。一方、ねじなしタイプは、カップリングに備わっている止めねじを締め付けることで、菅口付近が固定できる仕組みとなっている。

合成樹脂製の電線管に関しては、適合するカップリングに管口を挿入するだけで接続できるタイプのものが主流。また、合成樹脂製の電線管は長尺であることに加えて、可動性に優れているため、管口の接続を最小限に抑えられるメリットがある。

ただし、露出する電線管として使用する場合は、熱的強度、機械的強度が金属製のものより劣る点には注意しなければならない。

管口の廃棄方法

・産業廃棄物として廃棄する
産業廃棄物処理業を許可済みの業者に、電線管の廃棄を依頼する。処分の際は費用がかかるため、注意が必要である。

・リサイクルショップで買い取ってもらう
電線管をリサイクルショップで買い取ってもらうことも可能。
特に金属製の電線管は、近年のDIYブームによって一般の需要も高まっているため、高値での買い取りとなる可能性がある。

・粗大ごみとして廃棄する
電線管の材質は多岐に渡るため、該当・非該当の差はあるものの、自治体に問い合わせた上でごみ処理券を購入し、廃材に貼り付けをして廃棄する方法もある。
ただし、自治体によって規則は異なり、持ち込みを推奨している地域もあるため、事前確認が必須である。

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