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職人用語

モール、ワゴンモール、ケーブルジャケット など

ワイヤプロテクタとは?

【英語名】
Wire protector(ワイヤー プロテクター)

電話線やLANケーブル等の弱電線や、VVFケーブルやCVケーブルなどの強電線を露出配線する際に使用する保護カバー。
一般的に電気のケーブルは隠蔽配線されているが、場所や予算などによっては露出配線をする場合があり、その際にケーブルの保護や美観の維持に役立てられる。
壁や床上などに本体を両面テープやビスなどで取付し、ケーブルを配線したあとカバーを取り付ける。

露出配線は美観を損なう可能性があるため、少しでも目立たなくさせるために、建築の仕上げに合う色を選定することが重要である。

ワイヤプロテクタの仕組み・使い方

【使い方】
設置場所の環境、寸法、敷設するケーブルの種類やサイズを確認し、商品を選定する。
壁や床に両面テープやビスなどで固定する。金属製のものは必要に応じてアースバーも一緒に取付する。
目視のみで水平や垂直に設置するのは困難なため、水平器やレーザー墨出し器等を使用し、取付位置を決める。

金属製のメタルモールでは、「金属線ぴ工事」となるため、電気工事士が工事をしなれければならないといった規制がある。
合成樹脂製のモールであれば法的規制はない。

ワイヤプロテクタの仕様・スペック

【材質】
合成樹脂製(塩化ビニル)と金属製とがある。

【サイズ】
合成樹脂製のものは、1号~5号などの「〇号」と表記。定尺は基本的に1m。
金属製のメタルモールは、A型、B型、C型といったサイズがある。定尺は1.8mと2.0mがある。

ワイヤプロテクタの廃棄方法

【廃棄方法】
事業者として排出する場合は、廃プラスチック類となるため、産業廃棄物処理する。

一般家庭で廃棄する場合は、基本的には燃えないごみとなる。

自治体によってルールが違うため、捨てる前に自治体に確認することが望ましい。

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