図のような回路で、スイッチSを閉じたとき、a-b端子間の電圧(V)は
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解説付きなので、問題内容がしっかりわかります。
監修:パナソニック ライフソリューションズ創研株式会社
Q01
- イ30
- ロ40
- ハ50
- ニ60
答え:ニ
a-b端子間の電圧はa-b間に電圧計を取り付けることにより測定できる
電圧計は内部抵抗が大きく、接続しても電流が流れないことを覚えておく
また、スイッチSを閉じることはその間を短絡する(線をつなぐこと)になるので、②のように回路を書き直すことができる、さらに簡略化すると③の回路となる
回路全体の抵抗(合成抵抗):
回路に流れる電流:
500Ωの抵抗で生じる電圧降下はV=I・R=50×1.2=60V
電圧計には60Vが表示され、a-b間の電圧となる
よって、答えはニとなる
Q02
ビニル絶縁電線(単線)の抵抗と許容電流に関する記述で誤っているものは
- イ許容電流は、周囲の温度が上昇すると、大きくなる
- ロ電線の抵抗は、D₂に反比例する
- ハ電線の抵抗は、Lに比例する
- ニ許容電流は、Dが大きくなると、大きくなる
答え:イ
イ.許容電流は、周囲の温度が上昇すると、大きくなる ×
ロ.電線の抵抗は、D₂に反比例する 〇正しい、この通りで覚えておく
ハ.電線の抵抗は、Lに比例する 〇正しい、この通りで覚えておく
ニ.許容電流は、Dが大きくなると、大きくなる 〇正しい、この通りで覚えておく
電線の電気抵抗は、電線の長さに比例し、断面積に反比例する
電線の抵抗は、電線の直径の2乗に反比例するので、径が大きくなれば抵抗は小さくなり、電線の発熱も少なくなるので、大きな電流を流すことができる
第二種電気工事士筆記合格塾テキストより抜粋
抵抗の温度変化
一般の金属導体の抵抗値は、温度が上昇すると抵抗値も増加する。しかし、半導体、絶縁体や電解質溶液などの特殊なものは逆に抵抗値が減少する。
抵抗値が増加すれば、電線の発熱も大きくなり、銅線を保護する絶縁物の許容温度があるので、許容電流は小さくなる
よって、答えはイとなる
Q03
使用電圧が300V以下の屋内に施設する器具であって、付属する移動電線にビニルコードが使用できるものは
- イ電気扇風機
- ロ電気こたつ
- ハ電気こんろ
- ニ電気トースター
答え:イ
使用電圧が300V以下の屋内に施設する器具であって、付属する移動電線にビニルコードが使用できるものは
ロ.電気こたつ
ハ.電気こんろ
ニ.電気トースター
ロ、ハ、二は熱を発生して使用する器具であり、ビニルコードは熱に弱いので、使用できない
イ.電気扇風機
→ 扇風機はモータと回転羽根より構成されていて、風を送る器具であり、熱を発生するものを使用していないので、ビニルコードが使用できる
よって、答えはイとなる
第二種電気工事士筆記合格塾テキストより抜粋
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