リニューアル需要へ対応するためカルテを作成。
更新時期を把握し、計画的にリニューアル提案。

弊社は先代が創業し約50年の間、地域密着で事業を展開してまいりました。石巻で初のオール電化住宅を建てるなど、常に新しいことにチャレンジする精神を引き継ぎ、空間の温度ムラ解消と省エネの両立を実現する天井ファン「エコシルフィ」の製作と全国への販売も手掛けております。
長年新築工事に軸足を置いてきましたが、リニューアル需要への対応も重要と考え、専任部門を作り新たな挑戦を始めました。まずは弊社工事物件を徹底的に現場調査し、カルテを作成してお客様と共有。カルテから設備更新時期を把握し、お客様に予算の確保などご準備していただきながら、優先順位をつけて工事計画を立て、ご提案していきます。
リニューアルによって省エネ化や電気代の削減が実現すればお客様の経営のご支援にもなりますし、お客様との関係性も深まります。また弊社にも責任感や達成感がうまれます。
今回の事例は、新築時より25年来のおつきあいがある株式会社水沢種苗店様の店舗「グリーンサム」の会議室の照明器具リニューアルです。
お話を伺うと、会議室は社内会議を行うだけでなく、お客様向けの寄せ植え教室や家庭菜園教室などにも利用され、机の移動が頻繁であること、催しによっては映像機器も使用することがわかりました。そこでリモコンを使って手軽に１台ずつ個別に調光が可能な「ウィズリモ」をご提案しました。会議室は窓が多く、自然光を利用して省エネできるのもメリットでした。水沢種苗店様は省エネ意識が高いお客様で、「ウィズリモ」で省エネができることや、様々な催しに対応できることを大変気に入られ、ご好評をいただいております。
今後もカルテを元に計画的にリニューアル提案を推進すると共に単なる保全・リプレイスだけでなく付加価値をご提供することで、お客様のお役に立ちたいと考えております。また、電気設備だけでなく、空調も含めた空間や建物まるごと相談されるような会社を目指してまいります。

会議室の多様な使い方にあわせてお客様がリモコンを使って手軽に個別調光ができる「ウィズリモ」をご提案。
プロジェクター使用時は、前方の映像も手元も見やすくなるよう、前列のみを消灯。
日中は窓から入る自然光を利用して全体を調光したり窓際のみを消灯したりして省エネができる。