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2022年6月号恒例の「業績アップセミナー」を全県オンラインにて開催。
当社研修テーマ「ストック需要LED化提案研修」をお取り上げいただき組合員様に必要な情報を効率的に発信。新潟県電気工事工業組合様［新潟県新潟市］

新潟県電気工事工業組合
理事長
横田良英様
新潟県電気工事工業組合
理事事務局長
服部芳和様

2021年12月に全県支部オンラインにて「業績アップセミナー」を開催された新潟県電気工事工業組合様。
「ストック需要LED化提案研修」セミナーの内容をはじめ、日頃の活動内容についてご紹介します。

組合事業の活性化のために各種セミナーを積極的に開催。IT化にも注力。

1948年に設立され70年以上の歴史を誇り、約800社の組合員と13支部を擁する新潟県電気工事工業組合様。主な組合活動の柱として「収益の拡大」と「組合事業の活性化」を掲げられ、そのための「場の提供」を大切に考え、組合員の方々のお仕事作りや、さまざまな講習会・セミナーを主催するなど、積極的に取り組まれています。
組合の執行機関としては複数の委員会や青年部などがあり、毎年「場の提供」の一環として、技術研修会や、パナソニックをはじめとするメーカーによる業績アップセミナー、事業承継、女性活躍などの各種セミナーなどを経営企画推進委員会が実施しています。以前は1か所に集まって開催していたセミナーですが、コロナ禍の影響でオンライン化を推進。各支部や組合員様のスクリーンやプロジェクター、スピーカーやマイクなどの導入やセッティングのお手伝いをされ、今回の「業績アップセミナー」をオンラインで初開催することに成功されました。結果、「移動時間が削減でき、通常業務への支障が最小限になるので参加しやすくなった」と、出席者が増加しました。
新潟県は南北に長く、離島の佐渡支部もあり、これまで1か所に集まっていただくことはなかなか大変でした。運営側にとっても、これまで地域別に開催していたセミナーを一括開催できる上、会場セッティングの必要もなくなり、作業や費用が軽減されました。もちろん、安全講習会などはグループ討議が必要で、対面が望ましいと感じており、リアルとオンラインを適宜織り交ぜながらこれからも開催していく予定です」とお話しくださいました。
「業績アップセミナーは、メーカーの方から直接最新の情報を得られる貴重な機会です。これからも定期的に開催していきたいと思っています」。

若手が中心となり10年先を見据えるなど組織を活性化。

2020年には、委員会に新たに広報・IT委員会を設置。ホームページをリニューアルし、スマートフォンで見やすいデザインに変更されました。コンテンツも、組合員様に必要な情報の掲載に努めておられます。さらに、今後の動画の活用を見据えて、動画の企画・撮影ができるスタッフの育成も視野に入れるなど、時代の要請に応えておられます。
また、若手経営者や後継者が集まり、ワーキンググループを結成。10年先を見据えた「新潟県工組タスクフォース」を策定して発表し、2021年11月に第34回電気工事業全国大会の優良事業工組表彰で金賞を受賞されるという快挙もありました。「我々の業界のいちばんの悩みは、未来の担い手が不足していることです。若い人たちに少しでも電気工事の仕事に興味を持っていただくために、平成26年度より県内の電気系工業高校において交流事業（出前授業）を開催し、平成30年度からは電気系以外の高校にも拡大しました。電気工事業はどんなにITやAIが進化しても決してなくならない仕事。新築工事が減っても、それ以上にリニューアル工事のニーズがあり、しかも地元でずっと働き続けることができます。この魅力を若い世代に伝えています」。