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  • 医療・福祉施設
  • 北海道
  • 待合室・休憩室・ラウンジ

札幌医科大学附属病院

札幌医科大学附属病院様では、再診受付のため、ロビーに自動再来受付機を5台設置していますが、各受付機への配線にはモールを使用していました。
病院には1日約2,000人の外来患者が来院、高齢者や体の不自由な方も多くいらっしゃいます。
高さ1cmのモールは、つまづき、転倒の危険性、車椅子での走行が困難であるなどの問題をかかえていました。
これを解決するため、フラットな床面にしたいと考えましたが、ロビーは大変広く、一部の配線のためにOAフロア化をするにはコストがかかりすぎます。
そこで、小規模配線にも対応ができるアンダーカーペット配線システム「パナトラック」をご採用いただき、 「コスト」「施工時の騒音」といった課題を解決しつつ、フラットな床面を実現、安全性を確保することができました。

待合室・休憩室・ラウンジ

【施工前】
高さ約1cmのモールが受付ロビーを横断しています。(写真中央右から左)

待合室・休憩室・ラウンジ

【施工前】
受付機の横はコードなどが複雑に絡み合い、露出配線になっています。(写真中央、端末機左側)
高齢者や体の不自由な方が多い病院内では、露出配線や高さのあるモール配線は転倒の原因となり、車椅子の方には通行の妨げになります。

待合室・休憩室・ラウンジ

【施工中】
タイルカーペットの一部を剥がし、モールを撤去しました。

待合室・休憩室・ラウンジ

【施工中】
既存のVVFケーブルからフラットケーブルに変換するため、柱に接続ボックス(NE01111)を取り付け、床面へと引き込みました。(写真は接続ボックス内部。施工後にカバーを取り付け)

待合室・休憩室・ラウンジ

【施工後】
石タイルの下地(一部コンクリート)の上にパナトラックを敷設し、仕上げにタイルカーペットを被せています。

待合室・休憩室・ラウンジ

【施工後】
コンセントは受付機のすぐ脇に取り付けました。受付機の横には荷物を置くための台を設置しているため、コンセントに直接足をぶつけることはありません。

待合室・休憩室・ラウンジ

【施工後】
モールによる凹凸や露出配線による混線したコードがなくなりました。
コンセントは受付機右側の荷物台の下に取り付けたので、足元がすっきりし、高齢者や体の不自由な方にも安全な床面になりました。

建物分類
医療・福祉施設
都道府県
北海道
施主
北海道公立大学法人 札幌医科大学
特徴
札幌医科大学附属病院様では、再診受付のため、ロビーに自動再来受付機を5台設置していますが、各受付機への配線にはモールを使用していました。
病院には1日約2,000人の外来患者が来院、高齢者や体の不自由な方も多くいらっしゃいます。
高さ1cmのモールは、つまづき、転倒の危険性、車椅子での走行が困難であるなどの問題をかかえていました。
これを解決するため、フラットな床面にしたいと考えましたが、ロビーは大変広く、一部の配線のためにOAフロア化をするにはコストがかかりすぎます。
そこで、小規模配線にも対応ができるアンダーカーペット配線システム「パナトラック」をご採用いただき、 「コスト」「施工時の騒音」といった課題を解決しつつ、フラットな床面を実現、安全性を確保することができました。

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