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平戸オランダ商館

平戸オランダ商館様でnessum(TM)対応PLCアダプターをご採用いただきました。

同施設では従来から投光器でライトアップを行っており、さまざまな色で演出を行う際はカラーフィルムを利用していました。
しかし、この方法は手間がかかり、使用できる色も限定されます。

そのため、ライトアップ演出用照明器具「ダイナペインター」を導入し、自由に色を設定してライトアップすることを検討していました。
ところが、照明切り替えの信号を送るには、建物内の制御盤と各ダイナペインターをつなぐ信号線を新たに敷設しなければなりません。
現場は史跡として登録されており、地面を掘り起こすことができない制限があります。地中に新しく配線することが難しく、景観維持の点からも地表で露出配線することもできません。配線工事を行うには史跡ゆえの工事の制限と景観維持の課題がありました。

そこで、電源線を通信線として利用できるPLCの技術を導入。
信号線を新設することなく、既存の電源線だけで制御盤とダイナペインターの通信を実現しました。
DMX信号であるダイナペインターと、Ethernet通信のPLCアダプターとの通信はDMX-Ethernet変換器を用いています。
今回の導入によって自由な色で簡単にライトアップできるようになり、今後も活用していきたいとのことです。

その他

【システム構成図】
建物内にある制御盤に親器を設置。
屋外の各ダイナペインターにはEthernetとDMXの変換器、PLCアダプターが取り付けられている。
建物内の制御盤から発信された制御信号はPLCアダプターで電源線に載せられ、各ダイナペインターに取り付けられたPLCアダプターに送られる。
屋外側のPLCアダプターで受けた制御信号は、変換器を経由し、ダイナペインターへと送られている。

バックヤード・シャフトスペース

【建屋側制御盤】
コントローラ(写真真ん中)から送られた信号は変換装置(写真上)により、DMXからEthernetに変わる。
変換装置はEthernetケーブルでPLCアダプター(写真右下)と接続しており、PLCアダプターを介して電源線で通信を行っている。

バックヤード・シャフトスペース

【建屋側制御盤】
制御盤に設置したPLCアダプターは親器に設定している。

その他

【照明側制御盤】
屋外にあるダイナペインター側の制御盤にもPLCアダプターが設置されている。(写真ん中やや右下)
PLCアダプターは子器に設定している。
電源線で送られてくる信号はPLCアダプターから変換装置(写真真ん中)を経て、DMX信号でダイナペインターに伝わる。

外観・ファサード

【照明】
PLCアダプターを設置した制御盤が、ダイナペインターを囲った網の側面に取り付けられている。

外観・ファサード

【外観】
PLCアダプターを利用して電源線で通信した制御信号により、外観をライトアップしている。

建物分類
美術館・博物館・図書館
都道府県
長崎県
施主
平戸市
特徴
平戸オランダ商館様でnessum(TM)対応PLCアダプターをご採用いただきました。

同施設では従来から投光器でライトアップを行っており、さまざまな色で演出を行う際はカラーフィルムを利用していました。
しかし、この方法は手間がかかり、使用できる色も限定されます。

そのため、ライトアップ演出用照明器具「ダイナペインター」を導入し、自由に色を設定してライトアップすることを検討していました。
ところが、照明切り替えの信号を送るには、建物内の制御盤と各ダイナペインターをつなぐ信号線を新たに敷設しなければなりません。
現場は史跡として登録されており、地面を掘り起こすことができない制限があります。地中に新しく配線することが難しく、景観維持の点からも地表で露出配線することもできません。配線工事を行うには史跡ゆえの工事の制限と景観維持の課題がありました。

そこで、電源線を通信線として利用できるPLCの技術を導入。
信号線を新設することなく、既存の電源線だけで制御盤とダイナペインターの通信を実現しました。
DMX信号であるダイナペインターと、Ethernet通信のPLCアダプターとの通信はDMX-Ethernet変換器を用いています。
今回の導入によって自由な色で簡単にライトアップできるようになり、今後も活用していきたいとのことです。
採用商品

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